タグ別アーカイブ: 2013秋 フランス南西部買い付けの旅

ボルドー空港


バタバタアワアワな買い付けの旅も無事に終えることが出来ました。
今回はwifiの繋がるエリアにいることが少なくて、書きためたのを繋がる街でまとめてアップという感じになってしまいました。
初めてボルドーからコンテナ出したんですが、このエリアはルアーブルにもマルセイユにも遠いので、
さすがに日本人バイヤーに会うことはなかった。
先週のイギリスのアンティークフェアーに行った友人からは、ここは日本か?っていう位いっぱいいたよ。
とのメール。良い季節なんでたくさん大きいフェアーがあったようです。
まぁもっと楽に効率よく買い付けする方法は色々あるんですが、
苦労して来てみるとやっぱりオモシロイ出会いがあるのです。

今はボルドー空港。
小さい空港なんで、並ぶことなくノンストレス。
これから、アムステルダムに飛んで、それから成田。松山まではまだ遠い!
今ベンチに座って書いてるんですが、左に爆睡中のBOLT氏。右にはいつの間にか機長が座ってます。ちょっと遅れるそうです。
ご注文・お問い合わせメールのお返事は帰国後順番にさせていただきます。
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。

クレアのお家

今回お世話になったクレアおばあちゃんのお家。
何しろホテルなんてない村なので、紹介してもらって本当に助かった。
きれいな朝焼け。
農家なので毎朝6時に近くに住む息子さんが出勤してきてボンジュール。

クレアおばあちゃんのお家側から。
裏の納屋を改修して、バカンスハウスとして貸しています。

裏庭には牛。牛は一頭だけなのよ。と言っていたが、いてびっくりした。
鶏と一緒に暮らしてます。

でっかい農機具。これの横に車を停めるおかげで、最後までBOLT氏に車デカクない?と聞かれることはなかった。

毎日、庭で取れるリンゴや葡萄、新鮮な野菜を持ってきてくれて、スーパーにもほとんど行かなかった。
村に一軒だけある、おじいちゃんが作る美味しいパン屋には毎日行きました。

ゆったりのんびり広いお家でリラックス出来ました。
ありがとう。
クレアおばあちゃんにまた必ず来るのよ。
と見送られ、今回の買い付けの旅は終了。
さてさてボルドー空港に向かいますよ。

お疲れさまのデジョネ

明日帰る私達に、パトリシアが美味しいお昼ご飯をまたまた作ってくれました。


今回も山で買ってきたというチーズは、ブドウと一緒に食べると絶品よ。
とパトリシア。確かに絶品!
その他の煮込みやグリルもすーごく美味しい♪
幸せ。

食後はテラスでコーヒーを。
次男が庭の奥にタタタと走っていって取ってきてくれたノワゼット。
取れたてのナッツを食べたのってたぶん初めて。
おいしい!

お土産にとたくさん持たせてくれました。
そういえば次男は、コンテナの話で神戸とう地名に反応。
ノワゼットのお返しは神戸牛ね。
とのこと。
お世話になったからね。了解!
いつでも来てねー。
今回もたくさん助けてもらいました。
ありがとうございました!

コンテナ積み込み

一週間の買い付け。
ちょっとペースがつかめず多いんだが少ないんだか‥
あっという間にコンテナ積み込み日。

時間ぴったりにコンテナ到着。

みんなが助けてくれて、どんどん積み込んでいく。
今回はタイルやアイアンもの。大きな建具。
とにかく重いものが多かった。
さすが皆なれている。積み込みの順番や置き方など。
素晴らしいプロの仕事。
どうなることかと思ったけど、1時間ほどで終了。

ありがとう!!
今回はまた初めての運送屋さん。
まずはルアーブルまで、ジルがいろいろ調べてくれて安いルートで手配出来ました。
無事に届いてくれますように。
今回も良い買い付け出来ました。
お楽しみに。

アトリエでお勉強

今回もたくさん建具を買ったんですが、
メンテナンス方法や取り付け方法。
ヴォレーのサイズ変更などなど、色々丁寧に教えてもらう。

日本の大工さんの方が丁寧だなと思う部分もあるけど、
柔軟なアイディアはさすがだなー。
貴重な時間。

BOLT氏プジョーの工具に興味津々でした。
ここでオーダー出来る部分はするのもありだが、もう少しユーロが安くなってから。

ブロカント新規開拓

週末に蚤の市で約束したアトリエや、
ブロカントとにかく出来るだけ回ります。

あと2日でコンテナいっぱいにしなくては。

電話して開けてもらう。
ここすごいオモシロイものたくさん持ってました。

隣は自宅。小さなシャトーを買ったんだと言ってたけど、来てみてびっくり。いやいや大きいって。

細かな装飾の施されたチェーン。
エレガントなチェーンなんて初めて。
取るのに苦労したけど、譲ってもらえた。嬉しい。
他も自慢したいものたくさん。

なかなか良いペース。
でもまだまだ。
次はちょっとオモシロイ店主と出会い行ってみたら
店もかなり個性的。
奥の奥に色々あったけど、ちょっと時間が足りない。
また次回と約束し帰る。
やはりフランス大きいんで、場所によってテイストも違います。
あ、今日は150年前のクレイユモントローとボルドー窯の白いコンフィチュールポットを譲ってもらったんですが、
これは手持ちで大事に持って帰ります。
何度も何度も眺めてます。詳細はまた!

ヴィッドグルニエ

ある程度モノが集まって余裕があると、ヴィッドグルニエにも寄ってみる。

のどかです。

時間がゆっくり流れてます。
ここは150ほどの出店。
基本的には家の不用品が売ってるんで大物はないですが、
今朝の蚤の市で200ユーロしたものが、こういう所では申し訳なさそうに50ユーロと言われる感じ。
今回は訳あって

こんなのや

こんなのもたくさん探してたので、ここでもちょっと買いました。
たまには良いです。

良い週末。

フランス最も美しい村

フランス最も美しい村協会に選ばれた村。
グネグネ細道を他の車に合わせて90キロで飛ばして到着(こわい)

客層がお金持ち風。なかなかのお値段の蚤の市。
ヨーロッパ中から観光客もいっぱい。
さすがにかなりの山奥なんで、アジア人は我々のみ。
朝早く2時間半もかけてやってきたんで、ちょっと眠い。

売主も眠い。寝てる。

ここでは、まず靴屋さんのこれ!
美しいですよー
これ使いたさにBOLT氏、靴を作ると言い出しそうw

大きなパン屋さん(件ケーキ屋さん)の装飾用のアイアンフレームの鏡。
めちゃめちゃ大きいです。鏡の欠けてる部分があるものの素晴らしい。
黙って見てたら、知らないうちに半額になったんで買うことに。
全部で10枚持ってるらしいんだけど、持ってきてた分だけ。
(どちらも通関用の写真でごめんなさい‥まぁまぁバタバタなもので)
他もかなりツボなアイテム持ってたんで、次回はアトリエに行く約束をした。
村の住所書いてくれたんだけど、家が3軒しかない小さな村だそう。
楽しみ。

蚤の市の真ん中で村のマダムがコーヒーや手作りのお菓子を用意してくれてます。
帰りは荷台が重くなったんで、ゆっくり走行。
後続車が来ると道を譲りながら。
で、田舎の村の入り口で後ろから車が来たんで、路肩に止まり道を譲ると、
なぜか抜かさず止まってなんか言ってきた。
あ‥ポリス‥
一時停止のマーク見逃してたらしい。
あれれ?ごめんなさい。ナビが直進しますって言うもんで。
と言うと、ナビに頼っちゃダメだ。地図を見るように
と笑いながら見逃してくれました。
なんかBOLT氏、自首したみたいになってて笑えた。
ククク

週末は蚤の市

最近はもとのもとを辿って、直接ディーラーから良いものを買えるようになってきましたが、
新しい地域では、新規開拓に蚤の市に出かけます。
良いモノを持っているが店は持っていない、という人が多いので蚤の市大事。
まぁ何より行くとオモシロイので。
200キロほど走るので、朝5時に出発。

真っ暗な山道を通り抜け、時々通る小さな村の明かりにホッ。

教会の明かり。

ここは、毎月第三日曜マルシェが休みの日にたつ市。
小ぶりですが、良いモノが買えます。
ここでも良い出会いがありました。
アドレス交換と次に会う約束をする。

ちょっと一息。コーヒーとグローブ。
さてさて次にと思ったところで、セーターを裏返しに着た陽気なムッシュに捕まる。
何でも木の家具のメンテは塩に少し水を入れて練って、ゴシゴシするといいらしい。
ほほーー。

ブロカントもいろいろ


今までフランスで見てきた並木道のなかで、間違いなく一番大きい。
ちょっと感動する景色。
まずは長男が掘り出し物があるから行って見て!と教えてくれたとこ。
オープン前から入り口人だかりでびっくり。

中を覗くと、なるほど‥
ガラクタに混ざってお宝が隠れてます。
うーーん時間があれば、ゆっくり小物も見たいけど、

お上品なマダム達も必死。
ここでは家具一個のみ。
でもすーーーごいヤツです。まさかこんな所で出会えるとは!
しかし、いつもジルに安くしてね。と言いすぎているからだろうか。
もうちょい高い店でもBOLT買えるよ。
と、長男には伝えよう。
オモシロかったけど。
他もいろいろ回る。
高級アンティークのみ扱うサロンにもうっかり入ってしまったり。
田舎のため移動距離が長いので、
ちょっと収穫少なめ。

このトンネル線路の下。大人はかがんでしか無理!
でも面白そうな店。

まぁブロカントもいろいろで、走って走ってコツコツお気に入りを探していくのです。

宝物リスト

水曜の午後にボルドー空港に着いて、次の水曜にはコンテナ出しというタイトなスケジュール。
そのうえ、このエリアはジルの所以外は特にあてなし。
ちょっと焦ってたんですが、パトリシアと二人の息子が100キロ圏内メインのブロカントリストを作っててくれました。

嬉しすぎます。あーもう何から何まで本当にありがとう!
頑張って仕事してお返し出来るようしなくては。
さてさて100近くあるリストの中から、いくつか候補を絞り朝から出かけます。

デジョネ

お昼はジルのお家で、パトリシアの美味しいご飯。

今日は、今月からジルの仕事を手伝ってる二人の息子さんも一緒。

メインは鴨のロースト。
そりゃもう美味しい!

庭で採れた野菜もたっぷり。
美味しいチーズも3種類 買ってきてくれていて、ジルはこれはスーパーのじゃない。山まで行って買ってきたんだから!
と7回は言ってたけど、10回言っても良いくらい美味しかった!!!

想像してごらん

クレアの家からトウモロコシ畑の間の、気持ちの良い道をゆっくり抜けてジルのところへ。

ヨーロッパ中に顧客がいて、素敵な空間をたくさん手がけているジルとパトリシア。
BOLTの仕事もとても気にかけてくれ、新しい情報やアイデアをたくさんくれます。

すごいなぁ‥刺激をたくさんもらってます。
で、デコレーションに使うアイテムをたくさん選びました。
今回は今デザインさせていただいてるお店で使うタイルが欲しくて、ここまでやってきたようなもの。
素敵なの見つけてきましたよ。
ネタバレになるのでチラリとだけ。

あ、チラリすぎ‥また今度ちゃんとw
個性的なの揃いました。
アイアン物も今回も充実してます。

こちらはシャトーで使われてたバルコニーのフェンス。
*業務連絡 スタッフへ。
これメチャ重いです。よろしく。
建具も充実してます。
こちらもシャトーで使われてたもの。

鍵には1870年の刻印入り。

トントントンこちら指輪をしてらっしゃる。
全体像はまた改めて。
ジルの口癖。
「想像してごらん」
全体に敷き詰められたタイルの美しさ。
その時代の子供達に乱暴に扱われても、壊れず引き継がれたもの。
一緒に想像するの。とっても楽しい。
ただこれ言う時のジル、かなりズルい顔をするので笑ってしまう。
笑わせたいのか?

あたたかい出迎え

ボルドー空港から2時間ほど走ってジルの家に到着。

あたたかい出迎えにホッとします。

パトリシアは、自分のアトリエでペイント中でした。

買ってきたものは、ここに置いとくといいよ。
店の片隅にスペースをあけて待っててくれました。週末は留守なんだけど、
勝手に使ってねと鍵まで作ってくれて。
ありがとう!!!
着いたのが夕方だったんで、コンテナ出しの相談と、ささっと下見して今日は解散。
ジルの案内で近くの貸家に向かいます。
1泊一人10ユーロで良いよー。がウソみたいな素敵なお家です。

家主のクレアもとても優しい。
夕方にはクレアがワインと採れたての野菜を。息子さんが生みたて卵を届けてくれました。

ちなみに卵はジルにも産みたてだよーと10個持たされてたので、今は22個の卵持ちです。
一週間で食べきれるか‥
この村では卵は庭からがあたりまえのようです。
いいなぁ。

ボルドー

あっという間にボルドー空港。

ボルドー空港。いつものでっかいワイでお出迎え。
今回はヨーロッパカーもハーツもギリギリすぎて、ちょうど良いのが借りられず、
初めての知らないレンタカー屋でなんとか借りられた。
カウンターで大きさ聞かれたので、ちゃんとサイズ伝えたのに、いざ車に案内されると、
5m3も大きいサイズ。

サービスと言われた。なぜだ。
山間部を走るので、これは邪魔なサイズではあるが‥
BOLT氏なんにも言ってないし(気付いてないし)
ちょっと大きなヤツに乗って、買い付けスタートです!
一週間後にはコンテナ積み込み予定なんで、ガンガン進みますよ。
まずは、今回の急な買い付けにコンテナなど色々あたってくれた仲良しのディーラー、ジルの住む小さな村に向かいます。

パリCDG



昨夜パリに着いて、一週間後には送り出すコンテナの手配をアワアワと。
とりあえず、何とかなりそう。
今はCDGにてボルドー行きの飛行機を待ってます。
そうそう昨日のパリまでの飛行機は100席以上空きがあり、
久々に一列独り占めで快適でしたよ。
田舎に行くので、WIFIルーターを念のためにレンタルしたんだけど、
繋がるかかなり怪しいと言われた。
メールは今のところ、Gmailに頂いたのは確認出来てます。
ではではボルドー空港に向かいます!

いってきます!



成田です。
昨夜、東京着いてワイワイ遅くまで…寝てません。
友人に成田まで送ってもらって今。
ギリギリまで現場とのやり取りなどなど。
留守中ご迷惑おかけしますが、良いモノいっぱい探してきますね!
えーと、とりあえずアムステルダム飛んで、乗り換えてパリ。
翌朝乗り換えでボルドーに向かいますー。
遠い…。
いってきます!