コンフェチュールポット

買い付け中にちらっと載せたジャムポット。
19世紀のお品です。
チラッだったのに、たくさんお問い合わせをいただきました。
皆さんとてもお詳しい。
というわけで、今日はチラチラっと。
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こちらは、Creil et Montere(クレイユモントロー)
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刻印は1849年~1867年のもの。
150年以上前のものだよ。と売り主のムッシューも自慢げ。
薄く軽い軟質陶器です。
よく無事に残っててくれたなーと嬉しくなります。
なにしろ150年前のポットなので、貫入はありあすが、
その何とも言えない模様に歴史があって、なにより美しい。
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こちらはViellard Bordeaux(ヴィエイヤールボルドー)
売り主のムッシューは、老眼鏡を持ち出し何度も刻印を確認し、
こっちの方が珍しいよ。
このボルドー窯は100年以上前に窯を閉めてしまった、
とても短い期間だけ存在した窯。
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貫入は見られませんが、一か所欠けがあります。
かぶせた布を結ぶためのくぼみ、ぽってりした質感。
美しい。
ぜひ手にとってじっくりご覧ください。
BOLTもなかなか出合えないコンフェチュールポットです。
さてさて、デザインさせていただいてる街中カフェ。
そろそろ追い込みに入らなければならないのですが、
コツコツ地道な作業が進んでます。
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小さな筆を使い丁寧に丁寧に。
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ものすごく時間かけて塗り分け中。
伝わるかなぁ。